1つ学年があがりました

第1話

今日は進級日で。

私は高校2年生になりました。


もちろん累先輩は高校3年生となった。そうなると累先輩と高校一緒に居られるのも残すとこ1年となってしまう。


だから思い出を沢山作っておきたいというのに。



「や、ダメっ、んん」


何故か早速襲われてしまっている状況に解せない。


相変わらずといっていいほど累先輩との交際は順調で。困ってしまいそうな程愛されている。

溺愛され過ぎているといってもいい。


「美羽ちゃんが可愛過ぎるのがいけないんだよ」


「っ!」


累先輩に身体を重ねられながら掠れた吐息で囁かれる。

ぎゅぅと中にある累先輩のものを締め付けてしまうと、累先輩はクスッと笑った。



「イケない子。美羽ちゃんが俺を煽ってるってことに気付いてないのかな」


「やっ、んん、あっ」


なんでそんな余裕なんだろうか。

私なんてもういっぱいいっぱいで堕ちてしまいそうな程なのに。



「美羽ちゃん大好きだよ」


チュッと頬に口付け、激しく動く累先輩に堪らず喘ぐしか出来なかった。

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