第17話

「うおおおおおおお〜〜〜〜!!」




射沙波「わあああああああ!!!」



うさぎ「きゃあああああ!!!!」




右の扉を開くと、

今度はそこから髪の長い女性が

這い出てきた!!!



射沙波「悪かった!!!

    俺が悪かった!!!


    許してくれぇぇえ〜〜〜!!」



うさぎ「きゃあああ!!!

    きゃああああ!!!

    きゃあああーーーー!!!」






謎解き要素に気を取られ、

お化け屋敷であることを忘れていた!


待ってましたーと言わんばかりに

スタッフ扮する女の霊が襲いかかってきたら



べしべしべしべし!!!



恐怖の余り、女性スタッフを

叩きまくってしまう うさぴょん!



スタッフ「ひえええ〜〜〜!!

     すみません!!

     すみません!!!


     やりすぎました!!」





―――――…




ようやく、

恐怖のアトラクションから無事に

生還できた…




射沙波「…つーワケで、

    ここやべーな!!


    ゼッテー、対象年齢8才は

    詐欺だろ??

    あんなん、8才は泣いてまうわ!!」



係員「お客様、こちらは年齢認証システム

   が備わっておりまして、

   お客様の年齢に見合った内容を

   ご提供させて頂いた次第です」



射沙波「そんなんアリかよ…

    ケアルたちも、老婆とか

    髪の長い奴とか出たのか?」


ケアル「えっ?そんなの無かったよ?

    あったのは、グリム童話の世界の

    落ち着いた感じのだった」


笠木「めっちゃ楽しかったねー?」



射沙波「なぬ…!?」



係員「申し訳ありません…

   お調べしましたが、

   そちらのお客様は、

   システムが10才と認識してしまった

   ようでして…

   内容が比較的易しかった

   ようですね…」


射沙波「はは…

    ナルホドな…


    (マジでヤバかった…


    最後、気絶するかと思ったわ…)」



うさぎ「(イザナミくん、意外と

    ホラー系苦手なのかも…


    …かわいかったなぁ…



    ハッ!!


    ってかアタシ、イザナミくんに

    ずっとくっついちゃってた!!


    キャーーーーー!!!

    キャーーーーー!!!!


    もう、思い出しただけで

    気絶しちゃいそう〜〜!!!)」

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