第16話

「性の相談は適任にゃも☆」

「けっ、ケイさんには…

ちょっと、言いにくいな…」

「なんでにゃも?

お客さん達はケイさんに結構聞いたりしているにゃも!」

「そっ、そうだけど…

…恥ずかしいな。

同じ女性のあいにゃも☆さんに聞きたいの!」

「何言ってるにゃも?

恥ずかしがる必要はないにゃも!

とりあえず、あいにゃも☆じゃなくて、ケイさんに相談してみるにゃもー♪」

「えっ、えー⁉︎

あいにゃも☆さん、待ってー!」


交わされてしまい、莉蘭は項垂れた。


仕方ないので、注文して、パフェを食べる。


食べ物を噛み砕きながら…

色とりどりのフルーツが盛り付けてある豪華なパフェを見つめる…


「美味しい…

っ…ー

ー……

…甘さが欲しいよ…」




「ちょっと、アンタ、それ、褒めてんの?

貶してんの?」

「あっ、えっ‼︎

ケイさん!」


パフェから視線をずらすと、ケイが目の前に立っていた。

相変わらず、綺麗でスタイルが抜群にいい。

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