第19話
用事も済ませ、教室へと歩みを進める。
やれることはやった…
この中間集計で有利に立つ。
そして、ストレートに鮮やかに勝利する!
ふははっ!
教室に着くと、クラスメイト達がわっと集まってきた。
充は一瞬で輪の中に入る。
「宝来様、いよいよ、中間集計の日ですね!」
「あーん、充様なら、きっと、ダントツで一位爆走ですわぁ!」
「宝来君ならきっと、生徒会長になれます!
俺、応援してます!」
みんなが気持ちのいい応援をしてくれた。
「みんな、有難う。
今日、この日の為にやれるだけのことはやった。
どんな結果になろうが、今まで応援してくれた皆んなの気持ちに感謝するよ。
本当に有難う」
皆んなの顔を見ながら笑顔で手を振る。
「充様ー‼︎」
「きゃー、素敵ー‼︎」
まるで、選挙戦のような光景だ。
ガラガラッ
教室のドアが開く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます