第8話

自分の部屋に戻り、立ち尽くす。


どうやってお礼なんて言えば…


スマホの番号も知らないし、家も知らない…



じっとその場に立ち尽くす。


すると、金色の紙が目に入る。



「これ…」



こんな名刺、もらった覚えはない…


しかも、明らかに会社の名刺ではない。


ということは、ホストの名刺?


「ホストなんて…知らない。」


行ったことないし…




…1人だけ心当たりある。



そう、幼馴染みの健太だ。


でも、名刺にはケントと書かれている。


名前が一致しない。


でも、今、頼れる情報はこれしかない…



名刺を見て、営業時間を見る。


「今日の夜、行ってみるかな…。」



夜まで待つことにした。


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