愛の意味

第13話

『ダメだよ。

旅行までお楽しみなんだから』


「大胆だな華音

旅行先でやるつもりか?

光明さんもいるのに」



そうだひとつ屋根の下だった‥



『忘れてた‥』


顔が赤くなる


「俺は全然気にしないけどな

光明さんに見られても」


『ムリだよ‥

お披露目会は中止にします』


「無理」




ショッピングモールで話す内容じゃないけど

楽しい時間を過ごした。



「華音

ここ入ろ」


『ここ‥?』



そこはアクセサリーショップ

店内に入ると貴一は指輪を見ていた。



『ペアリング‥』


「特別にしてやる」


ん?

ペアリングしたいって

私言ったっけ?


『貴一がしたいんでしょ。笑」


「まあな」


『嬉しい‥』


「好きなの選べ」

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