第12話

『ンッ‥みつ‥くん‥』



「かのん抱きたい」



何度も経験はしてきた。


若いお客さんとアフターで

ホテルに行った事もある。


彼氏だっていた


合コンでその日だけの体の関係だってある



でもみつくんに抱かれるのは

恥ずかしい。


そんな子供みたいな私に



「かのん我慢できない」





優しく名前を呼び

激しくキスをする

私の身体を優しく愛撫する


心も身体もみつくんで満たされていく



『みつ‥くんっ‥アッ‥』


「かのん愛してるよ」



2人で頂点に達した




抱きしめたままキスをした



「かのん可愛いな

本当に幸せだ」



『私も幸せ。

夢みたい‥


でもみつくん今日何で連絡くれたの?』



みつくんに抱かれたまま

ふと今日のことを思い出した。



「あー

今日遥香から聞いて2人でリクに会いに来ただろ?」


『確かに今日先輩のお店にイケメンがいるって言ってた』


「だからだ」


『だから?』


「嫉妬」



みつくんの顔を見つめた



「楽しそうに話してたし

かのんリク狙いかと思ったら妬けてきた。

アイツいい男だしな」



『みつくん‥大好き』


そんなこと思ってくれてたなんて

考えただけで胸が締め付けられる




そんな愛おしい彼に軽く触れるだけのキスをした

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る