第3話

私は新見(にいみ)ゆいか



私に激痛を与えながら腰を振り続けているのは、まりかのセフレ達。



なぜかというとまりかに欲しいものを与えるため。





新城 蓮(しんじょうれん)。






私の彼氏。





関東一の暴走族「白虎」の総長。



短い赤髪を立て、大きな身体に鋭いタカの目、その男らしい出で立ちに、みる者皆が憧れる。




毎日を鬱々と過ごしていた私にひとめぼれしてくれて告白された。


私はもちろんOKした。


まりかじゃなくゆいかを見てくれたから。




でも暴走族の総長の彼女となると、姫と呼ばれて護られる存在になる。


兄の昴(すばる)も副総長だし、必然とまりかも姫になった。


それが私のオマケみたいで気に食わなかったらしい。





・・・蓮が欲しくなったらしい。





だから私から手放すようにまりかは自分のへやで私を襲わせた。

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