第25話

女の子side



男の人たちが見えてすぐに私達は二手に別れた




そしてすぐ私は電話をかけた




電話番号を覚えさせられてよかったと思ったのは初めてだ




皆の危機迫る顔が目に浮かんでふっと力が抜ける




『、、、はい』




少し警戒をした声が聞こえる




それに私は思わず泣いてしまった




「、、っ、海!」




『、!ミオか!?』




「うん!」




『今どこだ!無事か!』




彼の私を心配する声が聞こえる




泣いている場合じゃない、伝えないと




「無事だよ!男の人達に今追われてるの!」




『何!?』




「今、繁華街を抜けたところを曲がった公園に向かってる!」




『分かった、すぐ向かう。そこで待ってろ』




「っうん!」




私は電話を切った




side end

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