第23話

ユカは自分で幸せを見つけられるだろう。



ユカが成長するにつれだんだんアケミに似てきては



“将来を俺が決めてしまった”


と言う罪悪感からか距離を置いては寂しい思いをさせた。



話さない…顔を見ない



冷たく接して、いつ手放してもいい覚悟を胸に秘めていた。



こっちで出来た彼氏が亡くなってからのユカは見てられなかった。



だから『転校しろ』と言った。

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