▶第4話シナリオ

リーファに魔力を注がれ、自由に動き喋れるようになったルカ。

リーファとライラと共に自分の足でダンジョン内を散策していた。

しかし、不慣れな体に悪銭苦闘。

スライムにすら、手も足も出ない。

「無様ですね。足手まといです」

ルカは、自分の情けない姿に苛立ちを募らせていく。

すると、ルカの頭の中で声が聞こえる。

「呪うものを選択して下さい」

ルカは、怒りでライラを選択しようとする。

「駄目じゃぞ、2人とも。喧嘩は」

リーファが、ルカを抱きしめてきた。

リーファの笑みにルカは我に返る。

リーファとルカを見つめ、つまらなそうな顔をするライラ。


ダンジョン散策を終え、黒魔術荘に帰ってきた3人。

リーファはルカとお風呂に入ろうとする。

その言葉に、ルカはリーファの手から逃れ逃亡を図る。

すると、ルカの頭上に雷雲が発生。

ルカに雷が落ち、感電する。

ライラは、呆れてしまう。


感電するルカの元へやって来るサリウスとモルディアナ。

リーファとの間に交わされた制約を忘れていたルカを笑うサリウス。

それを諫めるモルディアナ。


黒魔術の儀式。

『従属の契り』

・力を与えた者(兎の人形に魔力を注いだリーファ)から、力を与えられた者(兎の人形・ルカ)が3メートル以上離れると雷に襲われ、力を与えた者を欺けば、炎に焼かれる。


2人がお風呂に入ることを阻止しようとするライラ。

しかし、ライラは『蒸気機関式乙女(ヴァルキュリア)』。

体のほとんどは鉄で出来ている。

お風呂に入ったら錆びてしまう。

リーファに諭され、ライラは諦める。

ライラは、ルカのことを睨む。

そして、ライラは石炭を補給するために修理屋へ。


ライラに目隠しをされルカはリーファと入浴。

ライラに嫌われている。

ルカは、リーファに呟く。

「あやつは、誰に対してもあんな態度じゃ。気にするな」

10代の女子に励まされてしまった。

ルカは、落ち込む。


お風呂上がり、ルカは管理人のニルと出会う。

「あら、新人さんね。早速だけど、これリーファちゃんの分ね」

そして、ニルから夕食を手渡される。


ルカは、それを持ちリーファの部屋へ。

黒魔術荘の1階には、立派な食卓がある。

しかし、誰もそこでは食べない。

ルカは、リーファに何故かと聞く。

リーファは、はぐらかす。


午後10時。

リーファは、就寝。

兎の人形となったルカには、睡眠も食事も必要ない。

長い夜が始まる。

パソコンもテレビもない。

そこへ、修理屋からライラが帰ってきた。

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