▶第2話シナリオ
ルカは、暗闇の中で目を覚ます。
そして、
制服姿のリーファ・クランツ。
メイド服姿のライラ・ルーヴェル。
と出会う。
ルカは、兎の人形としてダンジョンの宝箱に収められていた。
喋ることも出来なければ、手足を動かすことも出来ない。
「お主は今日から、わしのものじゃ。これから、よろしくのう」
リーファは、ルカを手に入れ無邪気に笑う。
ルカは、心を奪われる。
しかし、それも束の間。
ダンジョンの主・ドラゴンが現われ、リーファとライラを襲う。
リーファを守る為、ドラゴンに立ち向かうライラ。
彼女は、人ではない。動く度に体のあちこちから煙を噴き出している。
リーファは、魔法攻撃でライラを援護。
まるで、ゲームの世界。
ルカは、呆然とする。
2人は、ドラゴンを倒す。
リーファのレベルが2アップ。28になる。
レベルアップ効果で、ステータスが上昇。
戦いで傷ついたリーファの体・削られたライフ・使用した魔法力が回復。
ドラゴンの亡骸が、経験値・ゴールド・アイテムに変化。
2人は、それらを詰めるだけ詰めガルヴァ・チェ・ルーク学院に帰還。
海に囲まれた島に学院は建っている。
本土との行き来は、飛行艇か船のみ。
リーファは、ドラゴン討伐を事務局へ報告する。
『
報酬として、経験値・ゴールド・アイテムを受け取る。
リーファは、ダンジョンで手に入れた不要なアイテムを売却。
消費した分の食料・飲料・アイテムを購入。
汚れて破れた制服を新調。
壊れた武器・防具。石炭切れを起こしたライラを修理屋に預ける。
手に入れた経験値で自身のステータス(物理&魔法攻撃防御力・素早さ・賢さ・運)をアップさせる。
そして、リーファが兎の人形を抱きしめて学院の敷地内を歩いていると生徒達に呼び止められる。そして、彼らはリーファが持つゴールドを要求してきた。
リーファは、大人しく要求に従っていく。
彼女の体は小刻みに震えていた。
ルカは、幼い頃に受けた虐めを思い出して苛立ちを募らせていく。
その苛立ちが頂点に達したとき、頭の中で声が響く。
「呪うものを選択して下さい」
ルカが目にしたものが全てハイライトされる。訳が分からぬまま消火栓を選択。
すると、サイレンが学院内に響き渡る。
生徒達は、突然のことに慌てふためき逃げ出していく。
胸を撫で下ろすリーファ。
腰を抜かす。
ルカの体に異変が起きる。
疲労感が押し寄せ、気を失ってしまう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます