第24話

燈妃:「………ごめん。」



妃愛:「わかってる…。代表して言ってるんでしょ……。言われないほうが、おかしい……から。大丈夫……」



燈妃:「……………ひめか…………」



妃愛:「ごめん……なさい………ちょっと、一人になりたい………ごめん……」



燈妃:「………それは、できない。」



妃愛:「放っておいて。だって、関係ないじゃない……。ともくんには関係ない。」




ひいくんは、私に言わないだろう。


他の兄弟が動揺していること。



突然の妹の存在。


母親と朝妃兄と関わっていた。



父親の双子の兄との関わりもあった。



母親、朝妃の死。



妹。



受け入れられる、わけが無い。



当然の反応なんだ。



ともくんは、私と関わりがある。



だから、言いやすいよね…




うん、わかってた。

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