第27話
竜妃:「うおっ!はっ!ゲッ……」
妃響:「お目覚めですか?竜妃さん。」
竜妃:「あはは…下ろして下さい。」
妃響:「処刑したら、下ろしてやる。」
竜妃:「待って……本当にすいません。」
本気?って顔をして
妃響兄を見る、竜妃兄。
いや、そうじゃなくて。
今、竜妃兄は担がれてるんだよ?
妃響兄を見てるけど…
その姿勢、見つめあっているのと
同じだからね!?
早く、降りなよ、竜妃兄。
妃愛:「絵になるねえ…翔馬ぁ……」
翔馬:「妃愛、黙ろうか?」
妃愛:「なんでえ?」
翔馬:「何でじゃなくて。黙ってね?それとも、頭撃ち抜かれたいの?」
妃愛:「さっき撃ってきたもーん!」
ダメだ。翔馬が言っている言葉が
全く通じていない。
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