妃愛：「怒っちゃや〜よっ！」

妃響：「ん？怒ってないよ？キレてるんだよ、お兄ちゃんは。」

妃愛：「怒っちゃ、やっ！嫌いになっちゃうよっ？」

妃響：「……………翔馬？」

翔馬：「何でしょう？」

妃響：「燈妃と二人で妃愛のこと見ててくれない？俺さ、殺らないといけないこと思い出してさ。手が離せないんだよね？」

翔馬：「ほどほどにして下さいね。」

あー……………妃響兄。

照れているんだろうけど…

怒ってるね、確実に怒ってる。

悠妃は気付いたのか

視界に妃響兄をいれようとしない。

妃響：「これを殺ったら、戻るからさ？それまで、よろしく。」

これを、と言って

竜妃兄を軽々と持ち上げ…

居間がある部屋まで歩き出す妃響兄。

酔ってるのか

スヤスヤ眠っている竜妃兄。

ヤベーよ、妃響兄……

本気でキレてる………

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