第24話

そんな心配をよそに

二人が帰ってきた。



翔馬を連れて。



妃愛:「わぁ〜…ひいきゅんだ!ひいにい!ひいにいっ!た〜だいまっ!」


妃響:「……………………は?」



真っ赤な顔をして

妃響兄に甘える妃愛。


酔っているのか……

いつも以上にふわふわしていて

これが街中だったら、

あっさり食われるだろうな。


なんて、危うさを持った

酔い方を、している。


なんで、こうなった?



妃愛:「ひいきゅん、だ〜いすきっ!」


妃響:「…………………コロス。」



普段なら絶対に言わないであろう


妃響兄への "大好き"という言葉。



酔った時ほど人は本音が出る…

なんて話があるんだっけ?



妃愛の 大好きは本音だろう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る