アビスDE『ギャグ系台詞セットA』

01~05

第24話

01:「……イジメか?

これは俺に対する新手のイジメか!?」



「なーあーガイー」

「どうした、ルーク?」


ルークがティアっていう侵入者とともに屋敷から飛んでいってしまってから、ようやくここに戻ってくることができた。


ルーク。また軟禁生活に戻ると思って不満そうにみえるな。


(今日はできるかぎり、我儘を聞いてやるか)


そう思って、ルークに呼ばれたガイはすぐに部屋に向かった。


部屋に入ると、


「……う。」

「どうした、ガイ?

こっちに来いよ」


「……イジメか?

これは俺に対する新手のイジメか!?」


目の前に見えたのは数人のメイド。

ルークは俺が女性恐怖症なのを知っていて「来い」と言う。

ガイは声と身体を震わせながら、ルークを非難した。


多分アイツ怒ってるんだよな?

軟禁生活に戻ることに。


「ガイ様~vV」

「どうしたんですかぁ?」


などと考えている間に、メイドとガイの距離は縮まっていた。


「ヒィっ」


思わずかばうように、両手を盾のようにして自分を守った。


ううう…嬉しいけど、何とかしないとなー。





…………まぁ、のちのち何とかなるんですがね。

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