第33話

わたしはそのまま克也を見据えて



「わたしは克也がしてる事をしてるだけよ」そう言い放つ



克也はその場で歩みを止め



「何でだよ…。お前、そんな女じゃねぇだろ」と、呟く



「そんな女が何か分からないけど、わたしはわたしよ」と、一喝



「わたしは何も変わってないわ。変わったのは克也でしょ?だからわたしを変えたかったんでしょ?」



見据えたまま言葉を続ける

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る