第31話

それからはまるでお姫様?・・・否、透明人間になったみたいな気分だった



「早く二人っきりになりたい」「愛してる」と、愛を囁き続けた



勿論、わたしではなく理香に・・・



周りから見たらわたしに言ってる様に見えるだろう



理香は表情を変える事はないのだから



さすがプロだ



それから暫くの囁きタイムが終わるとわたしは理香にパウダールームへと連れて行かれた



そして「ここを出たら間違いなく彼が居るわ。後は和奏の好きにしなさい」そう言われ「ありがとう」と、答えドアを開けた

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