茶色
brown
第7話
毎日、気にしてた訳じゃないが気が付くと携帯を見たり、アイツの家の傍を遠回りして帰ってみたりしてた
「そろそろ、様子見に行ってやるか」
そう思い、アイツの家に行った
ピンポーン
「留守か」
俺は合い鍵で玄関を開けようとした。その時・・・
「そこの人、少し前に引っ越しましたよ」
通りかかった青年がそう言った
「…そうですか。ありがとう」
青年はそのまま通り過ぎて行った
鍵を差し込んでみたが開く事はなかった
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