素晴らしい日々Ⅱ
第26話
「・・・はい」
「話しを進めたい。紫音が智に会いたいと言ってくれた。彩ちゃんにも紹介したい。急で悪いが時間を作ってくれ。」
「いつでもいい。何なら今からでも。彩は浮かれて、もう用意出来てる。」
「フッ。彩ちゃんらしいな。じゃあすぐ来て欲しい。」
「そんな事言ったら5分で行くぞ」
「あぁ。来てくれ」
「分かった」
ふぅ~。5分かぁ?・・・ハッ!5分?
「紫音!智の奴、すぐ来る。着替えよ。」
「・・・ぇ?」
「いいから・・・早く」
「はい」
それからの行動は早かった
紫音が手を離す事はなくて、着替えも歯磨きも全て一緒で・・・
ぴったり5分後にチャイムが鳴った
「紫音?・・・一緒?」
「ぅん。・・・いっしょ」
俺は紫音の手を引き玄関へ行った
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