本当は弱虫
第29話
そんな上司の下で働いている部下は、何か弱みを握られているようで、うかつに逆らえない。
だから、部下のストレスは、一番立場の弱いアルバイトに行くのだ。
そして、余計に罵声が飛び交う。
最低な悪循環。
しかし、この現場監督、昔相当イジメられたらしく、それが原因で毎日酒を煽るようになり、アルコール中毒になったそうです。
本当は気の弱いダラシナイ奴なのに、虚勢を張っているのです。
だから、それを分かってる幸せ者を始めとする数人のベテランメンバーは、「また吠えてるよ」の一言で片付けてしまえるのです。
しかし、最近の若者は先生や親にも怒られた経験の無い、過保護に育った軟弱者ばかりなので、少し怒鳴られただけで辞めてしまう。
本当に情けない。
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