マフィアな彼らに御用心

びび

※一章 始まり

1

新藤 香 17歳女子

極々普通の高校三年生

小学校から大学まであるエスカレーター式の私立高校に通っているが、高校二年生の最後の評定平均が良かったからと、大学受験をする事にした。


「まぁ、評定がこれだけありますから一般受験でさらに、上の大学も視野に入れていった方が良いのかと…」


担任との面談でそんな事を言われてしまえば、確実に"受かる" と、思うじゃないの!


「特に香さんの目指している国立大学の法学部でしたら、偏差値も越えてますし、このまま勉強していければ問題はないかと…」


と、余裕こいてたら…

一学期の成績はクラス順位下から数えて、三番。

成績はダダ落ち。


そんな事があり、親戚の叔父さんの家にホームステイで勉強を教えてくれると言うので、今、向かっている。


これもまた、おかしな出来事続き。

確実に母親にハメラレタ?!のです。

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