第32話

「八つ当たりした…」



「いーよ。アレはあたしも悪かったし」




茶化したあたしにも非がある。



あたしが笑うと麻也は肩に入った力を抜いたみたいだった。




「食べよっか」



「…うん」




麻也と二人、同時に皿に手を伸ばす。



その時に口からサンドイッチを溢れさせ痙攣してる桂が見えたけど放置。



あたしは何も見ていない。



それから5分もしない内に全ての皿が空になり。

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