第30話
「ちょっっ?!なんで、俺を押さえんだよ!!竜ちゃん?!」
いつの間にか、蓮くんのサンドイッチばっかり狙って食べてた竜希さんが音もなく、桂に近付いて後ろから羽交い締めにしてる。
キレイに決まってるソレに桂は身動きひとつ取れず、顔色を青から真っ白に変えてた。
もう、何も書かれてない紙のようだ。
コレから起こることに、自業自得とはいえ桂に弔いの合掌をあたしはしようとしたら、麻也に呼ばれる。
「……ハイネ」
「ん?」
「ギャーーっっ!!」
「ひーーっひっひっ!!」
「竜ちゃんっ!口にサンドイッチ入れたまま笑うんじゃねぇよ!!ボロボロ零れてんじゃねーか!!汚ねぇな!!」
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