第6話
「八雲のドアホーーっ!!」
グシャッと音がしたかとおもうと下が騒がしくなる。
「わー!?竜くんが落ちてキター!?」
「まーた、チビネの部屋に忍び込んだんだべー?懲りねぇなー」
そんな会話を聞きながら窓を閉める。
さすがに寒い。
冷たい風を閉め出し、ようやく一息つく。
毎朝、毎朝あの二人も懲りないな。
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