第2話
ダークブラウンの無造作ヘアーに少々タレたブラウンの瞳の甘いマスク。
食った女は数知れず、来るもの拒まず去るもの追わずのモテ男。
藤本桂(ふじもと けい)
「お・ま・え・は…」
「いや、待て!!俺は起きれない、チビ助を…」
「この部屋には入るなっつっただろーがっ!!」
ゴッガァッッッ!!
桂の側まで行き、焦るヤツの胸ぐらを掴むみ頭突きをお見舞いする。
手加減なんざないソレで桂を沈めると部屋の外へ放り出した。
「全く、油断も隙も…」
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