第28話

「ゆっくりでいい。よく考えなさい。



ただ、高校も音楽科にってことになると、


3年になる前に準備を始めた方がいいと思うぞ。



ピアノはメジャーで愛好者が多い分、競争率も高いからな」



お父さんは 楽器こそ違うけど、音大の出身。



だからこそ、忠告してくれているんだろう。



でも、



あたしは どうすればいいのかわからなかった。



未来を思い描き、

夢見るということが できなかった・・・。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る