第7話

~玲央side~


帰りのロケバスの中でさっきの店員の顔が何度もちらつく。


「うっぜー。あの女」


「まぁ、でも彼女の言葉正論だけどな」

「言葉遣いは置いといて」

「でも坊ちゃんアイドルは笑ったわー」


誰も俺に味方する奴はいなく。


「まぁ、もう少し外にいる時は玲央も言葉遣いとか態度気を付けようね。

仮にもアイドルなんだから外ではファンが見ている事を忘れずに」


「…悪い」


家に帰り、大きなベットにダイブ。


何でも持ってる俺に今まで歯向かってくる奴なんて一人もいなかった。


ましてや今日さっき初めて会った奴に。


「あー!ムカつく!!何なんだよあの冷めた目」


ベットの上で暴れる。


携帯を取り明日のスケジュールの確認をする。


「よしっ」

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