第31話
「ん…」
紬はどうして見ず知らずの私の事を助けてくれていたのか、わかってスッキリし立ち上がった。
「どうした?山本さん」
「遊ぼう!
デートとかそういうのじゃなくて、ただ普通に」
何時もよりもサバサバしている紬に驚き目をぱちぱちさせる千秋。
暫くして笑って立ち上がる。
「アトラクション乗りに行こう」
「うんっ」
同時に千秋に差し出された手を紬は握る。
「何か乗れないのとかある?」
「あんまり、絶叫系大丈夫なんだけどゆっくり落下するようなのが苦手」
「ん。わかった
お化け屋敷とか大丈夫なの?」
「うん、全然平気」
「なんか、意外」
ケロりと答える紬に意外そうな顔をする千秋。
「逆に柊くんはダメなのある?」
「いやー…基本なんでも大丈夫…」
「そうなんだ
あ、お化け屋敷あるよ行く?」
紬がお化け屋敷の方に向かって歩くが、手を引いて千秋が止める。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます