プレゼント

第20話

ドアを開く音がしたのでそっちを見るとツバキさんがいた。

「おい、お前やっぱり似合う」というツバキさんは照れ隠しなのか髪を触りながら私を見つめる。

ありがとうってお礼をいうと、ツバキさんが紙袋を渡す。

お前にプレゼントだ。

なんだろうと中を確認すると、ツバキの花の髪飾りが入ってた。

「ツバキ、ちょっとかわいいじゃない」とカエデさんがいう。

ありがとう。大事にするね。

そういうとツバキさんが真っ赤にする。

「実はもう一つプレゼントがあるんだよ。これは俺から」

マサキさんがそういうと、スマホを私に渡してくれた

高かったんじゃないのというと、「カシが半分出してるから」という。

カシさんそういえば連絡用にっていってたっけ。

「じゃあそろそろ帰ろうか」とマサキさんが話す。

私カエデさんとメール交換したいんだけどいいかな。

というと、ツバキさんが「ああ。おれが教えてやるから」と一言。

お友達として、いろいろと話をしようといってくれたカエデさん。もっともっと話して友達になりたいと思った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る