四章

三つ編み

第18話

ある日、髪をポニーテールにしていた私を見ると、ツバキさんが

「美容院にいかないか」という。

今まで伸びると自分で切っていた私。

そうだねもうおしゃれとか自由なんだもんね。行きたいんだけど「椿さんはどんな髪型が好き?」と聞く。

「そうだな、お前三つ編みが似合うかもな。もちろん今の髪もかわいいよ」

今の長さで三つ編みをしてみる。でもツバキさんが

「ちゃんと髪そろえてからにしたほうがいい」というので、私もそれはそうだと思った。

「明日俺はその近くで用事があるし連れていってやるから、知り合いの美容院のとこで切ってもらえ」そういうツバキさん

私はうんと返事をした。

今日は美容室に行く日。

中に入ると

「いらっしゃいませ」と声がした。

髪をまとめている女の店員さんが出てきた。

「楓カエデ久しぶり」

「ツバキ、マサキ、久しぶりね」

そういうとその店員さんをツバキさんが。

「こいつはカエデだ」

そういうツバキさんは不思議であった。

なんで子の人の事は平気なんだろうと、女嫌いだと聞いたけど。

「カエデです。よろしくね」

「こいつはタツキ」とツバキさんから紹介される。

よろしくっていうと。

「かわいいすぎる」とカエデさんがいう。

「カエデじゃあ頼むぞ。」といツバキさんが言うとマサキさんと仕事に出て行った。

「じゃあここに腰かけて」

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