視線が痛い

第15話

買い物を済ませて、レジをすませ帰ろうとする私。

そんな私に冷たい視線を感じる。

「華麗組の若頭よすてきね。なに、あの女」と言う人や「一緒に買い物してるなんてあの女気に入らない」という人。

私は気にすることもないと思い、顔にも出さなかった。

そんなときだった。

「兄貴、どうする」

「お前に任す」

「タツキちゃん兄貴と一緒に車に乗っていて」

「私は大丈夫だよ。私気にしてないし、それにこんなことよくあることだよね」いう私に「大丈夫じゃねえよ。お前の事を言われるのは俺がつらい、それにお前とあんな女と一緒にされるのは嫌なんだよ、わかったか。それに俺が勝手に頼んでるんだ。お前は関係ない」というツバキ。

「タツキちゃん、気にしないで」というマサキさん

「じゃあ、先にタツキといってるぞ」といい私と車に向かうツバキ。

「マサキはお前の事、妹みたいに思ってるからほっとけないんだと」というツバキはどこか嬉しそうにしてる。

後でお礼をいわなきゃと思う私だった。

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