第17話

来週からだねというと、幸さんと弘さんは大丈夫。療治ならきっと美空ちゃんを守れるよというと、私がおっさんと呼ぶと、おっさんか。療治におっさんとは。じゃあ僕たちもおじさんだね。というが、幸さんと弘さんは若く見えるからそう伝えた。あはは。僕たちももう四十だもんね。というが、それにしてもファッションといい、若く見えるよ。いいセンスだし。おっさんに見えるのは療治の服にあり、笑ってしまったのだ。そんなにおっさんに見えるのか。俺というと、私はにやりと頷いた。じゃあ帰ったらお仕置きなというので、痛いのは嫌だというが、首を揉まれるのはそんなにいやかというのだ。おっさんわかってたんだ。首はいやだということ。なんか揉むと耳がブーンとなるんだもんというと、それ。やっぱりか。お前小さな声とか聞こえにくいのかというと頷いた。それも配慮しないとなというので、なにと思った。お前さ。今の声は聞こえてるが、この声はどうだというと・・・・・。聞こえないんだ。というとおっさん。私これどういうことというと、お前さ。首の部分が非常に緊張が強すぎて耳の部分に来てるんだ。それが原因でな。お前の場合、固めないと震えて使いにくいからそれでだと思う。ゴメンね。厄介でというと、別に謝らなくていい。お前今まで頑張りすぎだ、これからはちゃんと言えよと言われたのだ。部屋に早速来た。

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