第26話

泰ちゃんと、ももちゃんは年が割と離れているけど仲がいい。





今日もずっと話しをしているし、今回も泰ちゃんが1番初めに頼ったのはももちゃんだった。




かなり信用しているのだと思う。






「ももちゃん……イイヤツネ!」唐突にそう言い始めたメアリーさんに「そう?………ももちゃんたまに凄ーく意地悪だよ?」





「ソウナノ?」




不思議そうにするメアリーさんに





「いつも意地悪してくるの。」と言うと、それでも彼女はクスクスと笑っている。





んー……これは、仲良しだっと思ってるな……




もう、メアリーさんってば……



2人で飲み物と、お菓子を買うと泰ちゃんとももちゃんの元へ戻る。




2人は何かを話しているみたいで、珍しくももちゃんは真剣な顔をしている。






「ただいま、2人ともなんの話?」




「んー?秘密。………妃芽、桃矢と仲良くな?……何かあったらすぐ連絡な。」




泰ちゃんにはぐらかされ、買ってきた飲み物を手渡し袋に入っているお菓子をみて「沢山買ったなー」と笑われてしまった。






「泰ちゃん………ごめんね。」

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