第28話

『翔子。大丈夫よ。あなたは死んだりしないわ。あなたは私の娘なんだから……』



そこは病室で昏睡状態の私は酸素マスクをつけて目は閉じたまま。


横にはお母さんが眠る私にずっと語りかけずっと手を握ってくれてた。


隣には血塗られた制服が置かれてた。


私は大きな事故に巻き込まれたのだと思い知る。



『翔子!?』



私は急変したのか医者や看護師大勢が病室を埋め尽くす。



『お母さまは外へ!』


『翔子……翔子!!』




『残念ですが娘さんは……息を引き取りました…』


『翔子……翔子ぉ…………!!』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る