第31話
でも、なかなか良さそうなバイトはない。
「やっぱり、繁華街かな…」
気乗りはしないけど、繁華街はお酒を置いているお店が多いため、お給料も上がる。
土日の昼は今の、レストランでバイトして夜は繁華街で働くことにしようかな。
と思いながら、色々探していると、バーのバイトを見つけた。
「バーか…」
お給料がそこそこ高い。ここでバイトしたら、春樹のために、新しいシューズを買ってあげれるし、茉莉花に服を買ってあげられる。
クリスマスが近いから、なにかをあげたいと思っていた。
日頃、物を欲しがらない2人だけど、本当は色々欲しいと思うから。
「よし、面接に行くかな。」
電話をすると明日にでも面接にくるように言われた。
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