「邪魔するでぇ」

「邪魔するなら帰って」

「おう、ほな

　トヘロスの効果が無くなった

　っておい、なんでやねん！」

「長いノリツッコミですね師匠、あっいらっしゃぁーせーここは道具屋です」

「このくだりいるんか、毎回？」

「いりますよ師匠、うちの定食メニューの一つなんですから・・・」

「そんなメニューばっか増やさんと本業の商品を増やさな、ここ潰れるで」

「増やしたいのはやまやまですが、外はなにぶん物騒なんで、仕入れにも四苦八苦してまして、どこかにモンスターを退治してくれる勇者さんでも現れないですかねぇ」

「勇者さんねぇ・・・

　ってまだ続けるの、この設定？」

「設定ってなんですか！ちゃんと世界観守ってください」

「そない、怒らいでも・・・」

「ぷん、ぷん！」

「初めて見たわ、ぷんぷん言うやつ・・・」

「なんか言いました？」

「いえ、何も・・・

　なんかキャラ変わってないか？」

「いいえレベルが上がったんです」

「なんでや？どこでや？わし倒されたんか？ていうかわしモンスターちゃうで」

「えーい、ごちゃごちゃうるさい！」

「なんや、わし、いちおう客やで・・・」

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