第27話
1回に3人ぐらいと付き合ったことあんじゃないの?ってぐらい、女にだらしがない大駕。
でも大駕は仲間にたいしては良い奴だから。
昔っからの知り合いの仲間である私を、“女”で見ない。
まあ、胸とかたまに揉んでくるけど。
それ以上はない。
だから私も大駕は信用してる。っていうか、大駕も湊と信用してる。だって幼なじみだもん⋯。
────授業が始まり、湊は机に伏せて寝始め。
私はぼーっと黒板を見ながら、今度いつ辰巳さんに会えるんだろ⋯と、無意味なことを考えていた。
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