第26話
「我慢出来なかったら言えよ?」
裕太は前屈みになると、私に深いキスをしていて。そのままゆっくり律動し。
奥の方へと来る時も、裕太はゆっくり、馴染ませるかのように進む。
まだまだ人肌になれない私は、裕太の首元に腕を回すことしか出来なかった。
「―――大丈夫?」
「うん」
「痛み止めとか飲んだ方が⋯」
「大丈夫だってば」
行為がすみ、まだ裸の私は、裸のままの裕太にベットの中で腕枕をされ抱きしめられていて。
「やばかった⋯俺すぐイったし」
「何がやばかったの?」
「遥。すげぇ気持ちよかった」
「ほんと?」
正直、私は気持ちいいという感覚はなく。
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