第28話

東⋯、潰した?



え?



というか、頼は?


頼が、世那側?


俺達側って⋯。



だって。



え?



俺達側って、魁輝もいるよね?




え?



だって、頼は⋯魁輝を恨んでて。



魁輝をすごく殺したくて。



復讐のために、私を監禁したのに?





世那のわけの分からない発言で、目が泳ぐ私に、世那は続ける。




「勘違いだったんだ」



すごく、悲しそうに。



「⋯⋯勘違い?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る