第4話

とりあえず昼ごはん食べよう。と思い立ったのが12時を過ぎた頃。

智留が起きたら3人で食べに行こうかと、王偉さんとも話していたが、起きないので作るとしますかね。

冷蔵庫にある物で食べたい物を漁る。

汁物は昨日のコンソメスープでいいや

お米は勿論冷凍したもの。

困った時の卵とじでいくかな

と思い具材を吟味して、今日はハムとタマネギ、それに冷凍えんどう豆で割と彩りも取れたので、白だしも取って調理開始。

火をつけてフライパンをセット。

サラダ油と胡麻油で悩むが今日はサラダ油にする。

卵をかき混ぜている時からスマホが忙しそうにしていた。

きっと智留が起きたのだろう。

もう少し待っても良かったかもしれないと思いつつ仕上げてからスマホを見る。

張王偉さんからもチャットがきていた。

2時に集合という事になったようだ。

既読にせず返事は後にして、温かいうちにご飯を食べる。

目分量だったが今日は当たりだった様で、我ながら美味しく頂く事ができた。

ご飯を作るのも割と慣れてきたものだな。なんて思いながら噛み締める。

ご飯を食べ終わり取り敢えず空いた皿はそのままに、返信する

「2時了解。」

どうせ会うのだ。智留弄りは未だやめておこう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る