第5話

それから私は、どう行動したのか思い出せない。



お母さんによると、隣町で私は車からおろされたらしく、どこからどう見てもズボンが表裏反対で、上着のボタンの位置がズレていたりと。


服が乱れている私に不振を持った仕事帰りの女性に保護されたんだとか。



そこから、警察、親へと連絡が渡り。




レイプされたって言うことが自分自身で理解したのは、次の日だったような気がする。



初めての男の経験はレイプだなんて、それも1人や2人じゃない人数で。



そう思った瞬間、私は気が狂ったように叫んでいたと、お母さんから聞いた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る