第30話
「…休み?」
「はい。風邪をひいたらしいです」
店員と話をしてファミレスを出る。
いないのか…
「風邪…大丈夫かよ…」
アイツに会えないとわかってガッカリしながらも、そんなアイツを心配した。
その日はそのままマンションに帰った。
――だが、
次の日も、そのまた次の日も休んでいるアイツに、落ち着かない気持ちになった。
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