第Ⅰ章 第7話
「いや。私の方も一段落付いた所だから。序に運んでいくさ」
私はそう言い、ワゴンに全員分の食事をテキパキと載せ、私は、食堂まで運んだ。
その後はテキパキと食事の準備が綺麗に整われた。
数分後に、食堂の円卓には綺麗に食事が置かれていた。
「さて、食べよう」
私はそう言った。
「はい」
フレデリックはそう言った。
静かな食事が始まった。
ヴァイオレットは何時もこのギルドの食事担当をしてくれている。
食事は毎回、ヴァイオレットだけだから、手が空いたらヴァイオレットの手伝いをする事を徹底させている。
「ごちそうさまでした」
そう言い、食器が綺麗に片付けられている。
食器を運んだワゴンは綺麗に片付けられている。
「そうだ。エリス、マナフレア」
私は、二人の名前を呼んだ。「何でしょうか?アルバート様」
そう聞いたのはエリスだった。
「私はこの後、出掛けて来る予定があるし、フレデリックとアルフレッドも同行する筈だから暫くギルドホームを空ける。その間、二人は分かっているとは思うけれど、ヴァイオレットの事を任せてしまうが構わないか?」
私は、エリスとマナフレアにそう聞いた。
「構いませんよ」
エリスはそう答えた。
「頼んだよ。・・・出来るだけ早く戻れるように努力するから」
私はそう答えた。
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