第31話
「そんなんどうでもいい…。荷物なんて。要るものは全部俺が買ってやる。だからお前は身一つでくればいい」
上機嫌に祐樹が言った。
祐樹が嬉しそうだと、あたしも幸せな気持ちになる。
「…駄目だよ。荷物も片付け…っ、ちょ…っ、祐樹っ」
いきなり耳朶を舐められて驚くとともに体が震えた。
抵抗するあたしに、エロのスイッチが入った祐樹が攻め立ててくる。
「話すのはもういい…」
耳元で囁かれたその言葉を最後に、飢えた虎にあたしは食べられた……
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