第32話

マンションは比較的

歌舞伎町から近いので、10分も走れば、昼間のように明るいネオン街に入った。



東京はやっぱり都会だな…




地元の繁華街とは桁違いの景色を見つめる。




それにしても、人多いな…




20分程走った後、歌舞伎町の中でも、さらに賑やかそうな所でタクシーが止まった。





「すみません。BLUE MOONってどの店かわかりますか?」




料金を払いながら、運転手に聞く。




「ああ、あそこだよ」



運転手が指を刺したとこを確認する。



「ありがとう」

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