第8話
20階建ての高級マンションから出て、バイト先のフラワーショップに向かう。
ゆっくり歩いて20分の距離を、早足で歩く。
15分程で着いたお洒落な外観のフラワーショップの扉を開けた。
鼻腔には沢山の生花の香り。
「おはようございます」
その声に、レジの置いてある台の向こう側にいた結衣さんがこちらを振り返った。
「おはよう、イズミちゃん」
ニッコリと笑いながら言う結衣さんに、あたしも笑顔をかえしながら更衣室の扉を開けた。
ロッカーを開きデニムのエプロンを付ける。
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