第49話

.





「麻美さ、女性ファイブ見た?」



「見たよ。異色カップルだってあたしたち」



「漫画家とモデルだからかな?」



「分かんない」



「ちくしょー。今から俺モデルやろっかな。漫画家でモデルとかイケてるだろ。」



「だめ」




「なんで!」




「修一かっこいいから周りの子に奪われちゃうかもだから」




「(…っく、なんて可愛いこというんだこいつぅ!)


大丈夫。だって俺ら夫婦だぜ?」



スーパーの袋を片手に手を繋ぎ歩く男女は幸せそのものだった。

































これであたしの     

    切ない恋は終わり




これからは、永久の愛を




あなたと……。








【ただ、それだけ。 完】



あとがき→





.

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る