第43話

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――8月31日午前6時。











朝早いからか夏なのに肌寒い。




あたしの隣には、キャリーバックを持った修一。




今日、あたしの大好きな人は東京へと旅立ちます。





結局告白の返事も貰えぬまま今日を迎えた。




2ヶ月間、たくさん思い出を作った。




修一を忘れぬように胸に刻んだ。




今日泣かないように、いっぱい泣いた。




だから大丈夫。笑えてるはず。





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